こんにちは!
高槻市 富田 摂津富田 宮田町 つつじ整骨院院長の辻です。
『【腕上がり】を考える その2』
前回で、『腕上がり』が医学的に何か?ってことを
書かしてもらいました!
次は、「ほな『腕上がり』は腕がどないなってるねん?」
ってところを書いていきたいと思います。
『コンパートメント症候群』
『腕上がり』=「慢性労作性コンパートメント症候群」
って説明させてもらいましたが、そもそも
『コンパートメント症候群』ってなに?ってことです。
http://ja.healthline.com/health/compartment-syndrome
ここに、解説されていますが、『コンパートメント症候群』には、
「急性」と「慢性」があり「急性」の方は原因や病態はわかっていますが、
「慢性」に関しては完全には原因や病態はわかってないみたいですね
『コンパートメント症候群』を簡単に説明すると、
まず筋肉というのは筋膜という強くて薄くて
それほど伸びない膜で包まれています。
イメージとして近いのが、ソーセージの外側の膜のようなもの
と考えてもらったらいいと思います。
そして、筋膜や骨によって前腕や下腿には
いくつかの区画(コンパートメント)が形成されています。
様々な要因で筋内圧が高くなると(急性では骨折であったり
ギブスや包帯による絞扼などが原因ですが、
慢性では血流量の増加に伴う筋肉の体積増加と書いてある
のもありますが、僕個人はウエイトトレーニング時にみられる
パンプアップに似た状態になっているんだと思います。)
コンパートメントはパンパンになって血管や神経を圧迫します。
そして筋肉のパフォーマンスも落ちてしまうのです。
腕上がりした時を思い出してほしいんですけど、前腕パンパンなって
手をグーパーするのも一苦労な感じですよね。
それが、まさしく筋内圧が高くなっている状態なのです!
また腕上がりは痛みも伴ってきます。
早かったら乗り始めて数分で症状が出始めて(僕自身もひどい時は
レース2週目入った時にはもう腕パンパンで痛かった事あります。)
走り終わってから大体20分前後で症状はましになることが多いです。
症状にはしびれや筋肉に力が入らない状態も含まれているので
IAライダーだろうがサンデーライダーであろうが
思い通りのライディングは望めないし、
そこで無理をすると一気に転倒のリスクが高くなります。
救急処置を必要とする急性コンパートメント症候群と違い、
腕上がりは症状が一時的であるために腱炎などの症例と
誤診されるケースもあるようです。
一般的な整形外科の先生にとっては大したことない傷病なのでしょうね
しかし、ライダーにとってはかなり重大な傷病であり
何とかしたい問題ですよね!
腕上がりの解決策はまた次に書きたいと思います。
つつじ整骨院は、
・問診と検査によって症状・原因をしっかりと見極める。
・症状・原因両方にしっかりとアプローチをして治療をおこなう。
・習慣改善やセルフケア等をわかりやすく説明する。
・一人一人にあった治療計画をたてて、しっかりと症状が改善するまで
お付き合いさせていただく。
という治療方針でやらせていただいています。
当院では、肩こりや腰痛などの痛みを根本的に治療していきます。
もし病院に行って湿布や痛み止めで痛みと付き合っていかないと
いけないのかぁ・・・などお悩みの方は一度ご相談ください。
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こちらからも、予約・ご相談が出来るようになりました。
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今回も最後までお読みいただいてありがとうございます。
【高槻市 摂津富田 宮田町 氷室町の腰痛、肩こり、ぎっくり腰に強いつつじ整骨院】
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柔道整復師 辻 喜次 監修
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