こんにちは！
高槻市 富田 摂津富田 宮田町 つつじ整骨院院長の辻です。
『膝の曲げ伸ばしが出来なくて、低い所のモノが座って取ることが出来ない』
膝の曲げ伸ばしで痛みを感じてしまうと、
膝を曲げて低い所のモノを取ろうとしたり
かたずけをしたりするのに、躊躇してしまいますよね。
「また、痛みが強くなってしまったらどうしよう」って
不安な気持ちになるかもしれません。
膝を曲げれたらもっとかたずけもスムーズに
早く終わるのにって思いませんか？
かたずけが早く終わってたらホンマはあれも出来てたのに！
って考えたりして・・・
本当に家事が思った通りに行かないのってストレスですよね！
病院に行ってもレントゲンを撮って骨に異常が無かったら
「関節の軟骨がすり減ってるんでしょう、
何かあったらまた来てください。」とだけ言われ、
出されるのは痛み止めと湿布のみ(-_-;)
痛いから来てるのにたいした説明もなく帰されて、
自分の膝がどうなっているのか不安になります。
ほんとにちゃんと説明して欲しいですよね(怒)
膝の痛みというのは、
どのような動きで痛みが出るのか？
いつ痛みがあるのか？
膝のどの部分に痛みを感じているのか？
などを診て考えていきます。
その中でも特に多いと感じるのが筋肉の硬さによる痛みです。
膝関節というのは、
顆状関節(かじょうかんせつ)と呼ばれる関節の形をしていて
【曲げ伸ばし】の動きだけでなく、
わずかですが捻じれのような動きもしているのです。
その膝関節に必要以上の捻じれの力が加わった状態で
曲げ伸ばししたらどうなるでしょう？
二つ折りのガラケーを捻じりながら開けたら
ギシギシいって壊れそうですよね💦
膝のも同じような力が加わっていたとしたら、
当然痛みが発生してしまいますよね。
その捻じれの力を作っているのは太ももやふくらはぎの筋肉なのです。
この太ももやふくらはぎの筋肉が硬くなる事によって
膝に負担をかけてしまっているのです。
「そんないきなり太ももとふくらはぎの筋肉が硬くなっている！」
って言われても、
「そんなん気がつかないうちに硬くなっていたんやから
どうしてよいかわからへん！」と言いたくなっちゃいませんか？
そこで、今からお家で出来る簡単なストレッチをお教えします。
・太ももの前のストレッチ
床に横向きに寝て、上の脚の膝を曲げて、同じ側の手で足首をつかむ。
そのまま足首をお尻側に引っ張り10秒間キープすれば
太ももの前のストレッチになります。
反対側も身体の向きを変えて同じように行います。
ポイントは、腰を反らさずに膝を深く曲げること、
しかし膝に痛みが出るほど強くはしないように！
・太ももの裏のストレッチ
床に座って片方の膝を内側に曲げて、もう片方は前に伸ばす。
次に両手を床につき、骨盤を起こして背すじを
伸ばしながら10秒キープ。
姿勢を保つと伸ばしている太ももの裏がストレッチされている。
その姿勢のまま身体を前に倒していくと
より強くストレッチされます。
これも左右両方しましょう。
・ふくらはぎのストレッチ
壁の正面に立ち、両手を壁について片足を後ろへ一歩引きます。
次に、後ろ脚の膝をなるべく伸ばしたまま前脚に
体重をかけていきます。
これも10秒キープで左右行ってください。
これ全部しても3分前後ぐらいなので、
ぜひ毎日一回ぐらいはしてみてください。
『最後に』
このストレッチは膝の痛みが筋肉の硬さからきている
場合を想定してお話させてもらいました。
膝の痛みが改善されて、家の低い所のかたずけも
スムーズに出来るようになったら、
気持ちにも時間にも余裕が生まれますよね(^^)
いつもバタバタ時間に追われていたのが、
一息入れる時間もつくれるようになったとしたら
気持ち良く毎日がおくれそうです(笑)
しかし・・・
しばらくやってみて症状になんの変化もなければ、
他に原因がある可能性が高いので、
一度信頼できる医療機関を受診される事をおすすめします。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございます！
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柔道整復師 辻 喜次 監修