こんにちは。
高槻市宮田町2丁目にあります、つつじ整骨院の辻と申します。
2月に入り節分も過ぎたこの時期、多くの方が辛い日常を過ごすことになる花粉症のシーズンがやってきます。
- 目がかゆくてこすり過ぎてしまう
- 鼻をかむ回数が増えて鼻が真っ赤になってしまう
- 薬を飲むと眠くて仕事に集中できない
こんな症状がこれから2ヶ月近く続くと思うと、本当に辛くてしんどいですよね。
ここでは、花粉症の症状を和らげることができる対策方法を紹介していきます。
花粉症でお困りの方にとってお役に立つ内容になっていますので、ぜひ最後までお読みいただけたら幸いです。
『花粉症の症状には』
これから飛散が増えてくるのは、スギやヒノキなどの花粉になってきます。
花粉症の症状は、この花粉が目や鼻そして口から体内に入りアレルギー反応を起こすことによって発症します。
このアレルギー反応には自律神経が深く関わっていることがわかっています。
自律神経には、血管を広げたり狭めたりすることで血液の流れをコントロールする働きがあります。
体に入ってきた花粉に体がアレルギー反応をおこすと自律神経が刺激され活発に働き出します。
活発に働き出すと血管が広がり鼻の粘膜に血液が大量に流れこむことで、粘膜が腫れて鼻詰まりを引き起こしたり鼻水が大量に出たりします。
つまり、自律神経の働きで花粉症の症状が悪化したり改善したりするのです。
参考論文【第五章:アレルギー性鼻炎】より引用
「鼻粘膜は非常に血管性であり、血液供給の変化は閉塞につながる可能性があります。副交感神経刺激は、鼻腔抵抗と鼻腺分泌の増加を促進します。交感神経刺激は、血管収縮と結果として鼻腔抵抗の低下につながります。」
『花粉症の症状を和らげることができる対処方法』
まず気をつけていただきたいことは、無理に今服用している花粉症のお薬を止めないようにしてもらいたいのです。
症状には波がありますので辛い症状の時は我慢せず、お薬を服用することも対処方法の一つになります。
それでは、いくつかの対処方法を紹介していきます。
①花粉を入れない、持ち込まない。
基本中の基本ですが、花粉を体内に入れない事が大切になります。
・外出時には、マスクやメガネ(花粉症対策用)を着用しましょう。
・帰宅した際には、顔や喉・鼻についた花粉を落とすために、洗顔・うがいをして鼻をかむようにしましょう。
・家の中に花粉を持ち込まない為に、玄関先で上着や髪の毛に付いた花粉を払い落とす。
・こまめに部屋の掃除をしましょう。(出来ればホコリの立ちにくいフローリングワイパーを使用しましょう)
➁冷やしてあげる。
目がかゆすぎてつらい時は、タオルに包んだアイスパックや冷やしたタオルを目に当てるとかゆみを抑えることができます。これは花粉症で目の血管が充血しているからです。冷やすことで充血を抑えることができるので、気持ち良い程度で冷やしてあげてください。
③規則正しい生活習慣をすごす。
自律神経が乱れることも症状が辛くなる原因の一つになります。
睡眠不足や不規則な生活、ストレスのかかる環境などを見直し、規則正しい生活を心がけることで症状が緩和されることが期待できます。
『花粉症の症状を改善させるには』
自律神経は全身に張り巡らされており、その途中に神経節という中継基地のようなものが、体の大事なところに配置されています。
目や鼻など花粉症の症状が出るところを担当している神経節は、首の真ん中で喉の前あたりに配置されています。
その神経節を刺激して元気にしてあげると目や鼻の自律神経が整い、症状が改善していきます。
この神経節へのアプローチは、医学学会でも発表されていて、その効果も証明されております。
『花粉症に悩まれている方に向けて』
当院では花粉症に対する治療をおこなっております。
その治療方法は、微弱電流という特殊な医療機器を使用しておこないます。
その方法は、微弱電流を首にある神経節に通電するという方法です。
神経節を微弱電流で刺激し元気にしてあげることにより、自律神経が整い花粉症の症状を改善させていきます。
この微弱電流治療は体に対する負担がとても少なく、ほとんど痛みを感じることがありません。
ほとんどの方は治療を受けた当日、もしくは翌日には効果を感じられています。
治療効果には個人差はありますが、数回の治療で半年から1年程度、長い方では2〜3年も効果が持続している方もおられます。
私自身も10年以上、花粉症による目のかゆみや、止まらない鼻水に悩まされてきたのですが、今現在はほとんど花粉症の症状はなくなりました。
当院の受付女性も、花粉症治療を受けた後は毎年飲んでいた薬をそのシーズンは一回も飲まなくて済みました。
『花粉症の症状が本当に辛い…、その時はぜひ当院までご相談ください』
この度のブログでは、花粉症の対策方法や症状を和らげる方法を紹介いたしました。
例年に比べて花粉が飛び始めるのが早いと言われるこのシーズン、すでに症状を訴えている方も出てきています。
症状でお困りの際は、ぜひご紹介した内容に取り組んでいただければと思います。
またもっと詳しく花粉症治療について知りたい、実際に治療してほしいなどがありましたら、どうぞ遠慮なくご相談ください。
このブログが、少しでも花粉症でお困りの方のお役にたてれば幸いです。
監修 柔道整復師 辻喜次